月の冴えた午前4時
キタキツネのつがいが
とぼとぼと
一筋に歩く姿
『月の砂漠を はるばると
旅のらくだが 行きました
金と銀との くら置いて
二つならんで 行きました』
ふるい歌が心に浮かびます
後から歩いてくるのはメスでしょうか
その距離が、ちょっと切ない。
『ひろい砂漠を ひとすじに
二人はどこへ いくのでしょう
おぼろにけぶる 月の夜を
対のらくだは とぼとぼと
砂丘を越えて 行きました
だまって越えて 行きました』
やがて美しい月は霧に汚れ
2匹の姿は
何も見えなくなりました。。。
美瑛の丘のおもちゃ屋さん 店長美瑛冬日記