今回の天塩川下りほど
チームの大切さを感じたことはありません。
カヌークラブの4艇8人が総力戦で次々に起こるハプニングを乗り越えました。
まず一艇が倒木で横転。
その2人を救助し、沈んだ艇を浅瀬に誘導。
しかし誘導途中に急流があり、誘導中の2艇も沈没。
そのうちの1艇は倒木と急流にはさまれて大破。
急流の一艇の人員を浅瀬に逃がし
倒木に押し付けられて動かない一艇を、3人がかりで何とか下流へ救出。
その間に残りのメンバーが2艇を岸に引き上げました。
場所的に道路から遠く、自動車での回収が困難と判断し
大きく裂けた船体に全員の浮力体をくくりつけて
引いて行くことに。
しかし急流でまたしても引いていた一艇が沈没。
今度は紐でくくられた状態で2艇が急流に引っかかる事態に。
さすがに3度目になると体力も気力も厳しくなってきます。
でも、みんなで励ましあい、知恵を出し合って3度目の困難に向かいます。
残った艇で2艇の引っかかっている急流に人を運び
岸沿いに接近、つないでいるロープをはずし
下流で2艇を引き上げることが出来ました。
ゴールした時にはみんなへろへろ
とにかく生還。笑顔でした。
焼肉を囲んで今回の反省とそれぞれの頑張りをたたえました。
チームだから乗り越えられた今回の川下り。
学んだことがたくさんありました。
大破した艇もみんなで直します。
美瑛の丘のおもちゃ屋さん 店長カヌー日記