レーナ・マリアさん(左)の明るい笑顔が僕の前に立ったとき
そのしっとりと透き通る歌声を聴いたとき
僕の中で想像していた彼女は消し飛んでしまいました。
マリアさんはまぶしいほど輝いていました。
自分がもしも両腕が無く、片足が半分しかなく生まれていたら
こんな生き方が出来ただろうか。
それどころか、そのハンディを感謝して笑えるだろうか。
きっと親を恨み、自暴自棄になっていたと思います。
「主は今、生きておられる 私のうちにおられる」
そう歌うレーナ・マリアさんからは明るさが溢れ
感謝に満ちていました。
アルフィ・サイラスさん(右)は圧倒されるほどパワフル!
はじけんばかりの歌声でした。
ハリウッド映画のサウンドトラック、スーパースターとのレコーディング、
ミュージックアワードの獲得という想像を絶する経歴も納得です。
中でもライオンキングの「ハクナマタタ」は息子も娘も大好きで
まさか生で聴けるとは・・・子ども達も大喜びでした。
そんな輝かしい成功を収めたアルフィ・サイラスさん。
しかし彼女は
「私がハリウッドで取り上げられた事は奇跡で、神様からのギフト」
そう言って天を仰ぎ目を閉じました。
「主我を愛す 主は強ければ 我弱くとも 恐れはあらじ」
そう歌う彼女からは自信と強さが溢れ
希望に満ちていました。
息遣いが聴こえるほどの距離で
2人の歌声に包まれながら
2人を輝かせる心の中の光を見せてもらった。
そんな素晴らしいコンサートでした。