目に涙をいっぱいためて 「楽しんできてね」
出発の当日になっても息子の熱はひかず
朝になっても高熱・・・
キャンプの延期や場所の変更も考えましたが
娘がずっと楽しみにしていた「摩周湖の乗馬登山」
これだけは今回しかチャンスがなく
何とかさせてあげたくて、
他の予定は全て省き、父娘2人で乗馬トレッキングだけをして帰ってくるという
短縮企画で実行する事にしました。
息子も姉がずっと楽しみにしていた事を知っていて
その計画が自分のせいでなくなってしまうことに胸を痛めていました。
だから、行きたい気持ちと、良かったと思う気持ちで涙があふれてしまったのでしょう。
そんなけなげな息子の姿を胸に刻んで
父娘2人旅がスタートしました。
娘は今回は後部座席で遊んでいるわけにはいきません。
僕は8時間運転ですから
娘は地図を見ながらナビです。
ドキドキしながら地図とにらめっこ
まずは旭川から阿寒湖を目指します。
娘との二人旅
いろいろな話をしました。
来年からは中学生、
こんな旅は、もうないかもしれません。
阿寒湖到着もあっという間に感じました。
阿寒湖のまりもについて知りたくて
まりも展示観察センターを見ようということになり
船に乗って、湖の中にある島に渡ることにしました。
阿寒湖の風に吹かれながら
どきどき
「まりもってどのくらい大きいのあるのかな」
程なく船は島の観察センターに到着し、一度下船します。
センターは小島の上にあるのです。
「わぁ〜〜」
ビンに入った小さなまりもではなく
天然のまりも達！
子どもの頭の大きさ位のまりもにビックリ！
生態もとても興味深く
胞子がミジンコのように水を泳いで着床し
まずは単なる藻のかたまりになり
それが水流でくるくると丸まる・・・
まだまだ謎の多い生物のようです
感動さめやらず
いろいろ話しつつ屈斜路湖へ
明日の乗馬登山の為に練習させていただきました。
馬とふれあい、期待が高まります。
テントの中で2人横になっていると
家から電話、息子の熱が下がったので
明日電車で合流できるかも、とのこと！！
娘も嬉しさで胸いっぱいの寝顔です（＾−＾）
