美瑛の丘の心象風景  おもちゃ屋さん日記

美瑛の丘の上にある 小さなおもちゃ屋さんからの物語

92歳の本



徳富蘆花『自然と人生』




僕の宝物です
大正7年印刷




僕が徳富蘆花を好きなのは、
高校時代の国語の授業が発端です。



此頃の富士の曙」
この美しい作品を暗唱したことから始まって
その自然の描写の鮮明さに心打たれました。
つむがれる言葉の美しさに感銘を受けます。













実際に何度も読んでいるのは岩波文庫の方ですが
大好きな作品は、そっとこちらを開きます。
あまりに劣化しているので
やさしくやさしく。





きっと、色々な人の手にわたってきたのでしょう
色々な苗字の判子が押してあります。
どんな人が読んでいたのかな




時代を超えて愛される作品



・・・ちょっとロマンティックですよね。






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