美瑛の丘の心象風景  おもちゃ屋さん日記

美瑛の丘の上にある 小さなおもちゃ屋さんからの物語

道の途中



振りかえると、まっすぐな軌跡


家族を迎えに一度東京に帰りました。
車で東京を後にして9時間
運転しながらいろいろな思い出が浮かんできました。



出発までの出来事もさまざまあったけれど、
頭の中に浮かんでくるのは、ひとりひとりの顔・・・




出発前夜に持たれた家族の壮行会
実の息子として扱ってくれたお父様お母様。
精神的に強力なサポートをしてくれた兄弟たち
実務的にしょうもない兄を支えてくれた妹たち。
かわいい甥姪。




教会の牧師先生や仲間、
息子のようにかわいがってくれた、おじさんやおばさん
弟や妹のようにかわいがった教会学校の生徒たち




就職して13年
人間的にも社会人としても鍛えていただいた
輸入代理店の恩師、同僚、取引先



独立起業して出会った
心熱き実業家たち



ツリーハウスを通して出会った
素敵なクリエイターたち








苦しいときにいつも一緒だった中学高校大学の同級生
テニス部ラグビー部のメンバー
先生の顔




息子、娘のクラスメートや父母の皆様
お向かいのおばあちゃん・・・





ひとりひとり浮かんでは消え浮かんでは消え
そして最後に浮かんだのは
今は亡き
父と母の顔でした。


二人とも
僕が20年前に「神様を信じてクリスチャンになる」
と宣言し、議論を重ねたときの顔に似ていました。


自分が選び取ったものの意味と重さを理解していない息子に対し
また、自分たちが理解できないものを選び取った息子に対し
思いをぶつけ合った、あの真剣な顔・・・


でも
どうしようもないドラ息子が
自分の信じるものを見つけ出し
反対を押し切って進んで行く姿を
ちょっと誇らしく、
目はあたたかかったあの顔。。。






朝日が昇ってきました






どんなにたくさんの愛に囲まれていたのか、忘れてはいけない
どんなに大きな愛に包まれて、出発させていただけたのか、忘れてはいけない



そして




どんなに深い愛で隣にいてくれるのか、忘れてはいけない










あたらしいページをめくります





にじのつみき 代表 竹川