美瑛の丘の心象風景  おもちゃ屋さん日記

美瑛の丘の上にある 小さなおもちゃ屋さんからの物語

大切な人へのプレゼントに迷ったあなたへ

サライ編集部の監修で小学館から発売されています


今回掲載されている当店の玩具は


ベビーキューブ
コルク積み木木箱入り
動物ボールうさぎ
キュプラ仔羊
豆人形

の5点です



ロングセラーのものがほとんどです
私自身は「宮内庁ご用達」という日本の物作りを評価した基準(現在は廃止)を
「芸能人や有名人が使っているから」という価値判断とは、別格であると考えています。



優れた品質と、高い企業理念



皆さんはご用達制度が始まった当時、商品が「宮内庁御用達」として採用され、
企業がそれを名乗ってよい、とされるのには、どれだけ厳しい選定基準があったかをご存知ですか。



日本の伝統文化の高い技術水準を維持するため、
「宮内庁への納入実績」はもちろんのこと、
「高品質で、美しく、その分野では最高のクラスであること」が求められたのです。
そして商品の品質だけでなく、
企業としての「勤勉さ」「実直さ」「資本力」いわゆるクラフトマンシップも重要な要素でした。





だからこそ「宮内庁御用達」を掲げられることは、作り手として大変名誉なことでした。
そして制度が廃止された現在でも、そのクラフトマンシップは
優れた商品を変わらずに作り続けているのです。



77年の歴史の中で「使い手」が判断した良い品



そうです。最終的には使い手が価値を決めるのです



コルク積木を例にお話ししますと、「77年の歴史」の中で
ご家庭では親から子へ、そして孫へと受け継がれ、
今も生産が間に合わないほどの人気を有しています。



幼稚園や保育園では60年以上も前から採用されている実績があります。
先日その中のひとつの保育園を見学しました。
コルク積木は、60年の間に少しづつすり減って角がとれおにぎりのようになっていました。



その姿は、毎日大勢の子どもたちに愛されてきた歴史そのものでした。




素材の持つ特性を生かして、大胆な造形が楽しめるコルク積木の良さは、
木製の積木とは違った存在価値として、広く認められているのです。








出産祝いギフト玩具専門店 にじのつみき店長日記