「鋭い」という表現は似合わないような
裏葉柳(うらはやなぎ)色のまなざし。
まだ
臨戦態勢ではなく
音も無く僕の前を横切っていきます。
望遠レンズ越しのこの瞳が
妙に心に焼きついてしまいました。
犬の瞳とは違う
静かで強い瞳。
深い雪の下にいる獲物を狙いつつ
自分の命も捧げているような・・・
「生きることへの強い意志と
生かしてくれているものへの深い従順」
この厳しい冬の美瑛に生きている
彼らにそれを教えてもらった。
僕はそう思うのです。
美瑛の丘のおもちゃ屋さん 店長美瑛冬日記