美瑛の丘の心象風景  おもちゃ屋さん日記

美瑛の丘の上にある 小さなおもちゃ屋さんからの物語

初節句のお祝いに「振袖人形」




       着せ替え人形の最高峰・・・この作りこみは、さすがです!



       雛人形が飾られ
       桃の花が目に暖かい季節になりました。
       毎年少量生産される振袖人形です。




       生地は京都まで探しに行き
       本当に「ひと針ひと針思いを込めて製作された」逸品。



       


       僕がこの振袖人形を「さすが!」と思うのは
       本物の着物を忠実に再現しつつ
       日本人形のような「飾り」ではなく
       あくまで子ども達が「お人形遊び」に使えるように
       上手にデザインされているところです。





       着物を着たお人形は
       通常ガラスケースに入っていて
       子どもは触ってはいけないものになってしまいます
       でもこの振袖人形は気兼ねなく
       お人形ごっこ遊びに使えるのです


       きもの姿のお人形は、
       洋風なもののあふれる中で
       子ども達に日本の美しい文化を伝えます。





       
       何といっても、きもののこだわり方が半端ではありません

       通常の着せ替え人形のラインナップとは下着からして違います
       振袖着物専用の下着です






       
       襦袢の襟は二重構造になっており、
       薄いピンクの襟が見えるように工夫されています。




       
       その上に振袖きものを着ています。
       長襦袢の袖はきものの袖のなかに入れます。





       
       襟もとはこんなに美しくなりました。






       
       帯は背中側で結び、その上から飾り帯を乗せます。






       
       こんなにも細かな作りこみがされています。
       本物のきもののようですね(^−^)






       華やかな振袖と、素朴で愛らしいお人形がマッチして
       やさしい雰囲気の着せ替え人形です。



       お子様と一緒に着せ替えを楽しみながら
       日本の大切な文化である
       「きもの」の構造を伝えてあげることも
       忘れられない思い出になるでしょう!





       







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