美瑛の丘の心象風景  おもちゃ屋さん日記

美瑛の丘の上にある 小さなおもちゃ屋さんからの物語

子ども達の作文て、なんでこんなにいいんだろう





こころの目


息子が家に帰ってランドセルを置くなり
緑色の小冊子を取り出して
誇らしげな顔で手渡しました。


「文集出来たんだよ」

「お〜〜どれどれ・・・」



毎年小学校の全員が、自分の生活の中から題材を見つけて書く作文
僕は特に低学年の作文は全部読みます。
子どもの目を通して、切り取られる生活の一場面。
心の動き・・・
それが楽しくて楽しくて!





息子は「おかあさんのおたん生日」
という作文を書いていました。
僕と子ども達で作った、妻の誕生日の夕食。


余裕のない中でばたばたと買い物に行って
ぎゃーぎゃー作った夕食。
息子ときたら
ちょっとたまねぎ切っては「目が痛い」
ちょっとたまねぎ炒めては「疲れた」



僕の中のそんな記憶も
子どもの中ではこんなにも生き生きと
しかも正直に(笑)描かれていて
思わず笑ってしまいました。




子どもの世界ってやっぱり不思議。
自分もそこにいたはずなのに
いつの間にか戻れなくなる場所・・・





彼女が言ったひとこと


「このいえのおかあさんでよかった」



僕が忘れていた、この一言。


それを心に刻んでいた
息子の「こころの目」に、 ちょっと嫉妬します。







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