美瑛の丘の心象風景  おもちゃ屋さん日記

美瑛の丘の上にある 小さなおもちゃ屋さんからの物語

障子の張替え


ばんばん穴を開けていいのはこの日だけ


恥ずかしながら
今頃障子の張替えをしています。



子どもの時
年末の大掃除の中で僕の仕事は
「犬洗い」とこの「障子の張替え」でした。




実家は和室が2間あって、各部屋6枚障子がありました。
それに窓の上の小さい障子が4枚
加えて床の間の飾り障子が2枚



合計18枚の障子を1日かけて張り替えるのでした。
最初は楽しいのですが
最後のほうは苦行でした・・・



「ぼくもやってみたい」
息子がその話を聞いて言うので
それではということになりました。



我が家には4枚しか障子がありません。
お風呂場で、今か今かと障子を待ちわびる子どもたち。

「そ〜ら、破いていいぞ〜」
「わ〜〜〜〜〜〜ばりばり(^−^)」


最初は手伝う気でいたのですが
2人であんまり上手にできるもので、
とうとう4枚とも子どもたちにやってもらいました。



「最後は飽きてきた〜」

「でも、やり遂げたんだからえらいよ」




最初にしてはいい仕事したね
どうもありがとう。
2人うれしそうにお風呂に入っています。



「ねぇ、今度はぼくやぶく役で、パパ洗ってよ〜」







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